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iriver ITQ701 WOW タブレット [レビュー]

●7型AndroidTAB iriver ITQ701 WOW タブレット 16GB ITQ701-16GB-BLK 13,980円
 GoogleのNEXUS7(2012)対抗のタブレット。なので基本スペックが
Nexus7(2012)とほぼ同じというもの。発売時の価格は19800円。特徴は
・動画もさくさくクアッドコアCPU、『NVIDIA[レジスタードトレードマーク] Tegra[レジスタードトレードマーク] 3』・RAM1GBを搭載
・正規対応のGoogle Playからアプリをダウンロード!最新OS『Android[トレードマーク] 4.1』
・高精細・広視野角(IPS)のWXGA(1280x800)液晶パネル採用
・16GBの内蔵メモリに最大32GBまでサポートしているmicroSDカードスロット
・便利な無線通信Bluetooth[トレードマーク] 4.0と無線LAN IEEE802.11 b/g/n準拠
・GPSや電子コンパス、加速度センサーを内蔵
・iriver独自のGUIを採用
NEXUS7と違う所はmicroSDカードが使用出来るというので
こっちを選択する人もいるようだ。縦でステレオスピーカーというのも
違う所か(Nexus7(2013)は横置きでステレオスピーカー)。NFCとか
照度センサーとかジャイロなども付いてない。

 Tegra3の実力とか、1280x800の解像度はどんなもんかとか、
家で使う分には実は十分じゃねーの?とかそういうのを確認
したくて購入。実は、年度末にセールになっていた時に悩んでいたのだが
考えているうちに販売終了してしまい、同等価格で出ていたのでつい。

 開梱すると、やはりシンプルな内容。本体があり、その下にACアダプタと
USBケーブル。ミニ本サイズの各国共通のクイックスタートアップガイド。
ACアダプタは、ほぼ縦横はNEXUS7と同じサイズだが厚みが少しある。
その分、電源の供給能力は高く出力が5V2A取り出せる。NEXUS7は
5V1.35Aである。

 本体サイズは全体的にNEXUS7(2013)よりそれぞれ一回り大きい。まあ
実質は2012版のNEXUS7と比較するべきなんだろうが。ただし高さだけは
少し小さい。というよりNEXUS7(2013)が伸びたからというベキだろう。

縦置きで考えた場合、電源SWとボリュームが右下になる。右上のNEXUSとは
ちょっと違う。NEXUSと違い、ボリュームコントロールしようとして電源を
落としてしまう事がよくあった。慣れ(手触りで確認)れば問題ないだろう。
ただ、電源もボリュームも下面に向かってカーブしている曲面に存在
しているため、正面からSWが確認出来ない。なので、操作するには、手探り
で行う必要がある。

下面には、microUSB,Headphone,microSD Cardスロットがある。これらも
曲面加工の所に存在している為、SDカードは刺しても問題ない感じだが
ヘッドフォンやUSBは刺し心地が良くない。USBの方は、接触不良が起こりやすく
感じた。ちょっと本体を触ると接続が切れるという症状だ。
MAC接続中でもPC接続中でも起こったので(ケーブルは別の物)、
接触不良が起こりやすいんだろう。

前面カメラは右下に当たる。添付アプリでは、プレビュー画が鏡面に
なるのが気になった。まあ、他にアプリをDLすれば良いだけだが。

電源を入れると、Androidのセットアップが始まる。デフォルトはEnglishに
なっているので日本語まで持っていくのに時間がかかる。OSは4.1.1の為なのか
NEXUS7が特別なのか、持っているアカウントのアプリとか引き継ぎは行われない。

アプリはNEXUS7に入れているものとほぼ同じ物を入れた。
インストールし直しだが。ただし、NEXUS7にしか無いHW機能のもの
(NFCを使うものとか)はDLしない。
また、ゲーム関連はインストールしてない。まあ、一応見てみたけど
これという物が見当たらなかった。人気のものというのもLINE系とか、
課金アプリが多くて。タイトル見ても全く面白そうじゃないし。

ピアノアプリをダウンロードし、タッチ感度を確認してみる。
5点タッチということで、見てみたが、問題なさそう。
5点ともきちんと認識するがそれ以上は認識しない。
認識の感覚は問題ない。

1280x800という解像度によるNexus7との差異はあまり感じない。
キンドルアプリとかで本や漫画を見てみても違和感は無い。
解像度(DPI)による差異は思った程大きくない感じだ。
ただ、漫画等の紙の色合いが少し赤みというより黄色み
がかったように感じた。比べないとわからないレベルだが。

ビデオ再生。HandBrakeでDVD品質(720x480程度)に圧縮した
ビデオは問題なく再生。音はまあこんなもんか。

音楽再生。m4a(iTunes)のデータを再生した所問題なく再生。
しかし、音質がよろしくない。本体から出す場合は、横置きに
なるため、左側から左右の音がするという欠点がある。
それだけでなくヘッドフォン端子の音も非常によろしくない。
なんか籠った感じの音であり、イコライジングも出来ない。
そして何よりまずいのは、内部の処理の音がだだ漏れである。
操作時の音の後、ちゅるちゅるーという音が聞こえる。
また、処理の切れ目でぶち、ぶちというノイズが乗る。
iRiverと言えばオーディオじゃなかったのか?というのを
完全否定するような出来。

というわけで、キンドルやらソニーREADERやらその他メッセンジャーやら
を見てみたが、普通に使う分にはNEXUS7と比較しても遜色ない。
逆にOSが古いからか、変なひっかかりを今の所感じてない。まあ
個人的にはOSは4.2.1あたりにしてくれるとうれしいのだが。

上にも書いたが、Nexus7(2013)では、プチフリという現象がある。
厳密には、Android 4.3.1から起こっているようだ。現在のバージョン
でも、プリフリは発生する。ミラキャスト時のプチフリも同じ
問題かもしれない。特に日本語入力時によく現象に出くわす。
しかし、このタブレット上ではそういう現象を全く確認してない。
Android4.1.1では、そういう現象が確認されないのだ。
なので、使っていて非常に使いやすい。
OSの違いに寄る多少の使い勝手の差があるのだが、気にならない
レベル。

ベンチも取ってないし、ゲームもしてないので本当の実力はわからないが
Tegra3は非力という評価があるのは知っているが、普通に使う分には
まあまあ問題なく使えると思う。NEXUS7(2013)が出て今後はSnapDragon系
CPUになっていくだろうことから考えると、もうすぐ非力かもしれないが
下手な中華パッドを買うよりはずっと良いだろう。
NEXUS7(2013)との価格差が大きい今では(購入価格で言えば1万円くらい
の差額があるか?)安いパッドが欲しくて、でも、中華パッドはねぇと
いう向きには良さそうだ。ちなみにNEXUS7(2012)と比較するなら価格で
決めた方が良い印象。性能的には似たり寄ったりだし、照度センサーや
NFCがどうしても欲しいならNEXUS7(2012)だが、それ以外にはあまり差異
はない。

 ベンチマークを取ってみた。
有名ぽいのでAnTuTu Benchmarkで計測してみた。
SONY Tablet P 8218
ITQ701 WOW 13987
Nexus7(2013) 20582
面白いことに1.5倍程度づつ差があるなぁ。

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