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古市憲寿はマスメディアに出て欲しくない [ネタ]

NHKにも良く出ているが、話を聞く度に、こいつダメだなという印象があった。
経験が圧倒的に足りず、言っていることが絵に描いた餅のような感じだ。
この人の言う通りにやろうものなら人生無茶苦茶になるだろう…という感想である。

で、その理由がやっとわかった。
ラジオ版学問のすゝめ
http://www.jfn.co.jp/susume/#top2
に出てきていてその話を聞いて、やっぱり話の内容がというか中身が無い。
#興味あるなら聞いてみて欲しい。内容についての突っ込みを聞きながら書いている。

なぜなら、話している根拠となっているのが、統計学から引っ張ってきているからである。
統計学というのは一見正しいように見えるが、本質的ではない。
確かに多数の人はその方向に向かうかも知れないが、だからといって、ほとんどの人が正規分布の中心にいるわけではない。平均化されて、たまたま、その数が多いだけで、100の人と0の人がいて、この平均が50だから50に行けみたいなことを信じてはいけない。

ほとんどの人が楽したいというのが中心にあり、楽したいから選択しているというのがごっそり抜け落ちている。楽したいから、大企業を狙うのだし、入ってしまえば後は楽が出来ると思っているからである。中小だと楽出来ないという印象は無いか?実際、一つの仕事をしていれば良い大企業、何でも屋をやらないといけない中小企業みたいなイメージは無いか?

例えば、富士山に登るとして、大抵の人は5合目から登る。それで制覇したというのが普通だ。
でも実際3800mは制覇してなくて、5合目までは楽している訳である。
それでちゃんと登ったことにしてしまうのが人間である。海抜0mから登り、その過程にあることを経験値としていかないと本当の所、本質はわからない。5合目まで、車で行ってしまうと、そこまでのことは一切わからない。統計学で知ったつもりになるのもこれに似ていると思う。データとしてはある。でも、これで、この先を読めるか?というと、実際はそんなことはないし、そもそも、0からやっているわけではないから、本来知る事が出来たはずの部分がごっそり抜けているからその先のことも、曖昧になり、偏ったり、正しくなかったりする。

起業をしないのは、というか自営業が潰されて、どんどん減っているからその方向に進みたいという人が少ないのではないか?(知り合いにそういう人がいる、またはマスコミが報じるから)

少子化についての話も、一方向しか見てない。多様性を持った状態なので、一方向だけ見ていても成功しない。良くあるのが、ヨーロッパで成功している例を紹介するが、税金が高いことは紹介しない番組とか。そういうのに似ている。

不安の話について(将来の話)は、この人は、大変な仕事をしてないなという印象と、大きな失敗(小さな失敗はしているだろうが)をしてないなという印象がある。先の事を考える時、不安を感じるのは、この先、大きな失敗があるんじゃないか?とか考えてしまうから不安になる。それは何かしらの経験がある場合に起こりえる。例えば、ジェットコースターの最初の坂。あの高さから落ちる(降りる)のか…と考えて、落ちる寸前に不安に感じる…なんて言う人はいるのではないだろうか?それを感じないというのは、あんなことは二度とごめんだ!というようなものが無いからではないだろうか?

データベースとしては良いかも知れないが、それをベースに意見を言うのはやめた方が良いと思う。
理由は事細かに書いた通りだが、いわゆるたくさんの人にその考えを押し付けるのは非常に危険な感じがするし、言う通りに考え、やって失敗する人が増えることが怖い。また同じような人が増えるのも危険だ。なので、マスメディアには出て欲しくない。
#とくにNHK。ニュースWEB24や、週刊ニュース深読みとか。
#というかNHKはこんなことも判断出来るプロデューサもいないのか
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